Miliについて
自分との付き合いがそこそこある人なら、私がMiliというバンドが好きだということを知っている人は多いだろう。私のHueという名前も、Miliのショートアルバムのタイトルから取ったものである。
具体的にMiliというバンドを知らない人でも、DEEMOという音ゲーを通して聞いたことがある人が多いと思う。実際、私がそのバンドを知る切っ掛けとなったのはDEEMOなのである。
とは言っても、Miliの曲を初めて聞いた時から惹かれていたという訳ではない。初めて聞いたのは中学2年生の頃で、どちらかと言うと嫌悪感を持っていた。理由としては、こだわりの強すぎる「意識高い系バンド」というような印象を受けたからだ。まぁ、DEEMO自体がかなりオシャレなゲームであることは間違いないが、Miliは自分の中でのオシャレ基準を大きく上回っていた。そこがウザく感じてしまったのだろう。
DEEMO熱が一旦冷めて数ヶ月たったある日、たまたまMiliの音楽を聴く機会があった。すると、「なんだこの曲!めちゃめちゃカッコいいじゃん!」と、今までの嫌悪感を全く感じなかったのである。人って突然成長するものなんだなぁ…
その後はもちろんMiliオタ活動である。CDを全て買い漁り、買えるグッズは全て買った。
高校生になったら岡崎でライブがあるということを知り、チケット受付開始と同時に注文して、会場にも3番乗りくらいに着き、心の珍珍を膨らませて待っていた。
ボーカルのmomocashew(現Cassie)さんは、当時顔を公開していなくて、それが見られるというのも大きな楽しみの1つであった。
ライブの内容には敢えて全く書かないが(ちょっと面倒臭かった…)、自分の人生において1番の刺激になったことは間違いない。その後半年は何も食べずに生きられるような気がした。
いつしかMiliは自分の中で心の癒しになっていた。スマブラする時にMiliの音楽を流せば、勝率は12割にも登る(そんな気がする)。
と、まぁ、自分の思春期を支えてくれたMiliを、自分は今後も愛し続けるだろう。岐阜スマ会場にMiliの音楽を流す計画も着々と進んでいる(未許可)。その時は会場の皆さんには覚悟してもらおう。
必ず聞いてもらうからな!!!